2015年10月22日

マイナンバーで戦々恐々としない人は誰か

一言で言うと、給与以外でお金の出し入れをしない人、です。
つまり、家と仕事場の往復だけで、人生が終わってしまう人達です。
もっと端的に言うと、国に都合よく管理されるだけの人。
自分には関係ないと思っている人は、こういう人達ですね。
マイナンバー自体は別に問題ではないのですが、その運用の仕方が余りにも杜撰。当初は税務と社会保障、防災関係にしか使用しないと言っていたものが、いつの間にか拡大解釈され、色々なものに利用しようとしている。利用範囲が広がれば、それだけ情報拡散の可能性が高まると言うのに、セキュリティー問題や情報流出問題等、何ら対策もしない短絡的な思考の人間が重要情報を扱おうとする、非常に危険な法律です。

銀行口座に紐つけられる事により、個人資産が丸裸になり、課税が強化されると、批判的に語られることも多いマイナンバー制度だが、本当は?
日本の労働人口の約8割を占めるサラリーマンにとって、収入や資産を国に把握されることは、恐ろしくも何ともないのです。なぜなら、既に収入はガラス張りで、税金もきちんと徴収されていますから。しかも、マイナンバーによって、パソコンのクリック1回で口座内容が閲覧できるようになれば、見逃さないようになるでしょう。そうすると、一番の問題が、入金元が判明しないお金が銀行口座へ入金されると全て収入認定されてしまう事です。ハッキリ言えば、税金をきちんと支払っていてる人でも、子供のお年玉として預かったものを入金したり、自分自身のお金を引き出したものの、結局使わないからと言って、また入金しなおした時点で、その正当性を証明できないと課税も覚悟しなくてはいけない訳です。事実上の課税強化です。

国際比較をすると、日本は税率が低い国とは言えません。たとえば、所得税の最高税率は45%と、先進国の中でもっとも高い。しかも、先進主要国の国民所得に対する個人所得税負担率を見てみると、米国12.2%、英国13.5%、ドイツ12.6%、フランス10.2%に対して、日本はわずか7.2%です。
しかし、税と名前がつかなくとも、例えば、健康保険であったり、年金であったり、地方税であったり、事実上、税と変わらないとした場合の負担率を考えると、やはり、先進国の中でもっとも高いのです。そもそもインフラ自体が先進国の中で比べても高い。また米国の場合、健康保険は任意なので、ほぼ強制的に支払わなければいけない物ではない。

もし日本が米国並みに税金を取れるようになれば、所得税だけで倍になる計算で、消費増税なんて必要なくなると言われているが、もしそうであるなら、マイナンバーを導入するので、消費税は廃止しますとなる筈です。ところが、そういう流れにはなっていない。つまり、米国並みに税収が上がっても、消費税は廃止にはならない。実際、米国もマイナンバーを導入しているが、軽減税率の消費税は導入されている。

また、所得の低い人たちは、マイナンバー導入でソンをします。なぜなら、金融資産が把握されても、生活保護が必要な水準の人に対して、わざわざ受給の為の申請を通知する事はないからです。しかも、返済型の奨学金ですら、収入認定する程ですし、また生活保護の人が、少しでも収入を得てしまうと、収入認定され、生活が安定したかどうかも見極めず、すぐ打ち切りとなってしまう為、結局、生活保護から抜け出せなくなると言う事があるからです。

どんな人たちが、マイナンバー導入でトクをするか。
マイナンバーの導入に絡む利権のある人や、税金を収入源としている国会議員から地方公務員を含む、公務員全般と、マイナンバーを利用して利益を得ようと考える人達です。
マイナンバーは脱税対策と言われているが、問題は、その脱税常習業種に対して、何の対策もしてない事。飲食業や風俗店、パチンコ店や暴力団等。特にパチンコ店は、出玉に対しての税はあるものの、パチンコそのものに掛かるパチンコ税すら作ろうとしない。宗教関係も似たようなものですね。
実際、脱税してる人は、儲けを現金で持ち運び、自宅保管が多い上に、まとめて何千万レベルでなければ、バック一つで相当量の現金を運ぶことが出来ますから、数回に分けて持ち運べば問題ありません。もし、自宅保管が危険と考えるのであれば、今流行のセキュリティー会社と契約して警備する言う手段もあります。最もこちらは、突然警備会社と契約し、監視カメラ等が付く様になれば、近所の人から怪しまれる事になりますが(笑)
実は、海外ではマイナンバー制度をすでに導入している国は多い。たとえばドイツ、米国、スウェーデン、オーストリア、フランスなどです。ところが、戸籍制度が存在している国は、中国、韓国、日本くらいで、マイナンバー一つで、個人情報が上から下まで、親族関係者まで含めて分かってしまう国はありません。

マイナンバー制度がどんな内容なのか、そして自分の生活にどう影響するのかを冷静に見極めれば、普通に生活をしている限りは、非常に関係がなく全くメリットはないことが、すぐに分かると思います。むしろ大きなデメリットがあることを、ぜひ知っていただきたいものです。

今回は、マイナンバー導入で戦々恐々とする人は誰だ、の記事から、引用と反論させて頂きました。
posted by ぴよぴよ at 12:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする