2015年07月10日

死刑制度を考える

何故、日本に死刑制度があるのかと言うと、元々は、被害者の遺族に仇討ちや私刑をさせない為。
加害者の人間に対し、罪を償って更正させるのは、また社会に出て、国の働き手となって貰う為。
要は、税金を徴収する為。全ては、性善説に基づく、日本的な考えで作られている制度。
しかしここで、加害者の人権を持ち出し、死刑廃止を唱える人達がいる。
そこで、じゃあ、亡くなった人の人権は、どうなんだと言う話が、当然出てきてしまう。
だから、単純に死刑を廃止すれば、問題が解決するかと言うと、そういう訳にはいかないのである。
それだけでなく、まず日本の場合、無期懲役と言う刑罰が存在するが、米国のように、犯した罪の数で懲役刑を課すと言う制度ではない(最も重大な罪が基準で、最大の量刑になる)為、どんなに重大な犯罪を犯しても、収監中の態度に問題がなく、ある程度の期間、およそ30年程度で、出てこられてしまうと言う問題がある。
更に、死刑を廃止して、無期懲役で、収監の年数を増やせば良いと言う考えもあるが、その間、ひたすら税金が投入され続ける事になり、犯罪した人間に対し、何の関係もない一般の人々が、税金を払い続けなくてはならないと言う問題も発生する。
そして実際、今の日本では、死刑宣告されていても、未だ刑が執行されず、事実上の無期懲役と同じ事態に陥っている加害者が存在し、その間は、税金が払われ続けている事になっている。
何故、死刑判決が出ても、中々刑が執行されないのか、と言うと、人権問題も然る事ながら、過去の裁判で、死刑判決を出しているにも関わらず、その後の再審において、冤罪が多発、と言う事態を招いてしまっているからである。要するに、警察がまともに捜査をしていないから。
税金を払って警察に仕事をして貰っているはずなのに、その警察が仕事をしなかったお陰で、加害者を税金で養うと言う結果になる。正に、税金の二重取りも良いところ。
そもそも警察は、犯罪捜査のプロなのか、と言うと、ある一部を除き、基本的には、素人集団なので、殆ど自力で犯人を逮捕できない。過去の犯罪の多くが、一般市民からの通報だったり、情報を元にしての逮捕なので、ほぼ無能と言っても過言ではない。それが証拠に、地域の付き合いが減少し、人に関心を持たなくなった人達が増え、目撃者が減少していく中、犯罪件数が減少している訳ではないのに、警察の検挙率が年々下がってきています。何しろ、人を見たら泥棒と思えよろしく、人を見たら犯罪者だと思えが鉄則で行動しているだけで、理論的な思考で行動している訳ではないから、冤罪もなくならない。
警察が身内に甘いと言われるのも、自分以外は犯罪者と言う思考から、信じられるのは身内だけで頼れるものがない為、必然的に身内である仲間への対応が甘くなる。更に、警察は、法律の規定に照らして、逮捕するという権限を持っていると言うだけで、その最終的な判断は、司法に任せる事になっている為、取り合えず、捕まえろ的な考えになっていると言うのもある。つまり、怪しい人間がいたら、適当に捕まえて、その判断は、司法にお任せと言う適当な事をやっている訳である。そう思われないようにする為、若しくは、手柄を立てた、仕事をしていると思わせる為、一生懸命、犯人に仕立て上げる。冤罪の図式の成立である。
昔はこんな事ばかりやって、負の実績ばかりを作っていた為、最終的な裁判で時間がかかってしまっている訳で、慎重に捜査をするようになって来て、以前より、期間短縮がされてきているとは言え、何故未だに日本の裁判が、こんなに時間が掛かるのかと言うと、結果的に、警察が司法に信用されていないから(笑)
最もそうでないと、間違いがあった場合、問題になるので、そういう意味では司法の対応は当然なのですが。
更に、証拠を集めたり、証言を取ったり、裏づけ捜査をするのは大変で難しいですけど。それが普通に出来て、問題なくスムーズに判決を出して貰えるようにするのが、プロの仕事なんですよ(笑)
公務員と言っても、特殊業務なので、お役所仕事をしていれば安泰、では、いけないんです。
これは、警察だけでなく、救急や消防、自衛隊等、特殊業務に従事する公務員の方、全てに言える事ですけど。
少し話がそれましたが、主に税金の話になりますけれど、被害者の人権問題だけでなく、そういう理由で、死刑は必要、と言う話が出てきてしまう訳です。因みに、米国の場合、死刑制度を廃止している州は大変です。まず、刑務所が足りない、新しく作る場所が、周辺住民が反対する等で足りない、例え足りていても、その維持費用が足りない、挙句の果てに、重大犯罪ではない政治犯等は、収監しないと言う事態に陥っています。
そういった事例があるにも関わらず、ただ徒に死刑廃止をするだけで、問題が解決する程、甘くはありません。尚、死刑廃止を唱える人は、そう言う側面を全く見ずに言ってる人が大半です。だから、具体的かつ、有効な解決策を提示する事が出来ません。原発問題も同じです。では、どうしたら良いかと言うと、これをやれば、同じ目に合うんだよと言うことで、抑止力になる場合もありますが、近年では、初めから同じ目に合う事が目的で犯罪を犯す人間も出て出来ているので、何とも言えない状況になってきています。
そうなると、抑止力の意味がなくなってしまう訳で(笑)むしろ、廃止する事で、そこまでならないのなら、犯罪をしても平気だと考える輩が少なからず出てきてしまう事の方が問題でしょう。また、日本の場合、更正したら、一般の人と同じように、社会に溶け込ませてしまう為、特に殺人レベルでの犯罪を犯した人間に対して、もし同じような対応を取るようであれば、死刑廃止と言う訳には、益々行かなくなるでしょう。
死刑を廃止にする為には、収監期間の延長と、社会に復帰した際、その動向を周辺に必ず周知させる、と言う事が必要で、刑務所等の問題も含め、その分、税金を多く払っても問題ない、と言う人達が増えれば、自然とそういう流れに向かうでしょう。幾ら、再犯率が他の犯罪と比べ低いとはいえ、現状の制度のままでは問題が多く、改正が必要で、そういう制限が一生付きまとい普通の生活は出来ないと言う事がわかれば、それが、ある種の抑止力と言う事になるかもしれません。しかし実際には、社会に出た時点で、再び同じ事を繰り返せば、本来、巻き込まれる必要性のなかった被害者が増える結果になってしまいますから、その際の責任は一体誰が取るか等、再犯率が限りなくゼロでない限り、死刑廃止と言う訳に行かなくなるでしょう。
posted by ぴよぴよ at 09:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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